代表取締役社長　中嶋　敏夫　挨拶

弊社は日本が高度経済成長を続ける１９６７年に測量業者登録を行い、つくも測量株式会社として創立をしました。日本全体に勢いのある時代に、社会インフラの一翼を担うことで豊かな日本社会の実現に貢献したいという思いを胸に創業しました。

当時は官公庁関連の需要も多かったという時代の追い風もありましたが、手がけられる案件は全て手がけてきました。案件を通して多くの知識と経験、そしてノウハウを身につけることができ、その後の事業の礎がこの時期に作り上げられたと言えます。

例えば、全国的な学生運動の活動が激しい地域での案件は、東京の大手企業は進出を躊躇します。しかし、我々は積極的に受注に動き、実績を積み上げていきました。そうした姿勢が、やがて信用を生み、以降の注文を増やすことにつながったと考えています。

その後は時代のニーズに合わせて、建設コンサルタントや補償コンサルタントの登録を行い、現在に至っています。近年では公共事業に関する予算の削減が著しく、また海岸の埋め立てや内陸の工業団地の造成といった事業も一段落し、対前年では減少傾向にあります。

座右の銘、「責務を忠実に遂行すると共に、時勢を鑑みて創造力を構築する」とは、企業を取り巻く激しい環境変化の中で、これまで通りにやるべき事をきちんと行い、一方で新たな柱となる事業の模索をしていくことの重要性を述べた言葉です。

代表者プロフィール